広島出身の矢沢永吉さん今年でデビュー50周年の大物ロックスターですよね。
矢沢永吉さんはどんな人?これまで経歴や人気のヒット曲、魅力や心に響いた名言などまとめました。
私の家族も矢沢永吉さんの曲が大好きでカラオケでは必ず歌っています。
子供たちはよく知らないのでどんな人?と聞いて来る事もあるのですが…ファンは熱く語ってしまいますよね^^
人気曲ももちろん良いのですが、生き様がとてもカッコいいんです!到底真似できません。
みなさまに矢沢永吉さんの魅力や名言など少しでも伝わればと思います。
矢沢永吉はどんな人?
広島を代表する人気ロックミュージシャンです。
まずは基本情報を紹介しますね。
出身や呼び名など
名前 | 矢沢永吉(やざわえいきち) |
愛称 | 永ちゃん(えーちゃん)、ボス |
出身 | 広島県広島市南区仁保 |
職業 | ロックミュージシャン |
血液型 | B型 |
身長 | 180cm |
誕生日 | 1949年9月14日 |
今年2022年9月でもう73歳なんですよ!現役で凄い。
中には「矢沢」「YAZAWA」「兄貴」などと呼んでいる昔からのファンの方もいらっしゃいましたが、「えーちゃん」や敬意をこめて「矢沢さん」と呼んでいる人の方が多く感じました。
まぁ、ロックなんで呼び捨てでもカッコいいからOKなんですかね?^^
我が家は「えーちゃん」と呼ばせてもらってます。
今までの経歴
〈幼少期〉
- 実の母は家を出ていき、父は原爆の後遺症で早くにこの世を去る
- 親戚中を転々とした後祖母に育てられたがとても貧しい暮らしをする
- 近所の子から貧しいからという理由で嫌がらせをされる
- いつか「BIGになりたい」という夢が大きくなる
〈中学高校時代〉
- ラジオから聞こえるビートルズを聞きロックミュージックに目覚める
- ザ・ベンジャーズの公演に行きすっかりハマる
- スターになる事を夢見るようになる
- 高校卒業と同時に自力で貯めたお金(5万円)で上京を決意
- 広島から最終夜行列車で上京する予定だったが途中の横浜駅で下車
- 憧れのビートルズも港町出身だったことから横浜で降りたと言われている
この時横浜で降りたことによって、今の矢沢永吉が確立されたと言われています。
そのまま東京に行っていたら違う未来になっていたでしょうか^^
〈バンド活動〉
- 横浜のチャイナタウンなどで働きながらバンド活動
- 自身で作詞作曲をした「アイ・ラブ・ユー、OK」を東芝EMI(ビートルズの曲を出している所)に持ち込んだが断られる
- バンドグループ「ヤマト」を結成、解散(木原敏雄や大森正治らと)
- 1972年自身で張り紙を貼りバンドメンバー募集
- ジョニー大倉、内海利勝、ユウ岡崎らとロックバンド「CAROL」を結成
- ボーカル、ベースギターを担当する
- デビューは内田裕也とミッキーカーチスから誘いを受けたがミッキーを選ぶ
- シングル「ルイジアンナ」でデビュー
- ジョニー大倉のアイディアで「革ジャン&リーゼント」でデビュー
- ロックバンドがあまりメジャーではなかった時代にイキナリ登場し大人気となった
- 1975年CAROL解散
- 解散ライブで使用した爆竹が舞台に誤って燃え移り、メンバーは楽器も失い多額の借金も抱える事になった
ここまでの経歴を見ただけでも壮絶ですよね。
本当にえーちゃんは精神的にも強く常に色々なことにチャレンジしているのだなと尊敬します。
〈CAROL解散後〉
- 1975年ソニーミュージックに移籍後ソロデビュー
- 「I、LOVEYOU、OK」がデビュー曲
- 1977年日本人のロックソロアーティスト初の日本武道館単独公演
- 1978年東京ドームの前身となる後楽園球場で空前の単独公演
- 自著伝第1弾「成りあがり」出版し100万部超えの大ベストセラーになる(ライター糸井重里にとって出世作になる)
- ずっと長者番付歌手部門1位の美空ひばりを抜き初堂々の1位を獲得
- 新聞世論調査におけるこの年の「ヒーローと呼べる人物」として第1位王貞治、第2位矢沢永吉に選ばれる
- CMソング「時間よ、止まれ」が大ヒット
〈1980年~〉
- ロックスターとして駆け上がりアメリカ西海岸へ拠点を移す
- ワーナーパイオニアに移籍
- 自分の気に入った人と積極的に交友関係を築くようになる
- 第1弾ドキュメンタリー映画「RUN&RUN」公開
- 第1弾海外版アルバム「YAZAWA」全世界発売
- 第2弾海外版アルバム「YAZAWAIt’sJustRock’nRoll」全米発売
- ワーナーパイオニアに不信感を募らせ、東芝EMIに移籍し日本に活動拠点をおく
- TBSテレビドラマ「アリよさらばで自身初となる」主演と音楽監督を担当する
- ほぼ毎年コンサートツアーを行っている
- 1998年に35億円という多額の借金を抱える(巨額の詐欺横領事件にに巻き込まれる)
- 1999年映画「お受験」で映画初主演
- 初のアメリカツアーを行う
音楽だけではなくドラマや映画の主演、音楽監督など様々な努力才能が溢れています。
1998年に起きた「35億円事件」はとても有名です。
でもそれに負けず立ち向かい15年間でその借金を完済したんです。信じられません。
借金を背負わされてからも、自分のやりたい行きたい道を貫いていました。
スタジオを15億円かけて作ったりアメリカでの初ツアー、映画で初主演なども挑戦していて踏まれてもすぐ起き上がる姿勢に心を打たれた人たちは大勢いました。
〈2000年~〉
- ディズニーアニメ「ピノキオ」の主題歌「星に願いを」を担当し東京ディズニーシーにてゲリラライブを行う
- ディズニー社より表彰を受ける
- 2007年前人未到の日本武道館100回公演を達成(最初の武道館公演と同じ衣装で登場)
- 2008年デビュー37年目で初めてステージに立たない事を表明
- 自らのインディーズレーベル「GARURU RECORDS」を立ち上げる
- 東京大学五月祭で、初の学園祭ライヴにサプライズ出演
デビューから毎年のツアー活動に一番力を注ぎ武道館ライブなどたくさんの音楽活動をされているのに加えドラマや映画などもこなしていて圧巻です。
これでもまだまだ紹介しきれていません~!
2022年中居正広さんが司会をする「音楽の日」にもデビュー50周年にして初登場ということで、まだまだ新しいことにチャレンジしていく矢沢永吉さん、ステキですね。
矢沢永吉の人気ヒット曲は?
たくさんあって悩むのですが、こちらは絶対外せません。
- 「時間よ止まれ」…大ヒットしたCMソング、こちらはバラードなんですが初めて聞いた時はゾワッとしました。素敵すぎて、世代を超えて愛されている名曲です。
- 「アイ・ラブ・ユー、OK」…口コミにも多かったのですが真っすぐな歌詞が心に刺さるtおえーちゃんらしいラブソングです。年代ごとに歌い方が違ってそこも注意して聴いてほしいです。
- 「止まらないHa~Ha」…ライブツアーで盛り上がる超有名な曲です。ロックと言えばこれは外せませんよね。あの、那須川天心さんの入場曲もこちらです。
- 「YESMYLOVE」…イントロだけで泣いてしまうほどのファンもいらっしゃいます。えーちゃんのバラード最高なんですが、こちらは大人の恋の歌です。爽やかでもあり切なくもあるえーちゃんの歌い方がとてもいいんです。
- 「チャイナタウン」…とにかくノスタルジックやステキとの口コミが多かったです。
ぜひこちらの5曲はおすすめなので全部聞いてみて下さいね^^
矢沢永吉の魅力は?
大好きなロックを50年以上もの間ファンに届け続け、自信を貫いている生き様だと思います。
生い立ちが辛くても、金銭的に追い詰められたとしても逆境に立ち向かい、自分の信じた物事を突き進んでいるところがとても魅力的です。
歌作りにしても初めは「ロックンロール」がベースでしたが自身に合った形に変えていき「クラシックロック」や「演歌ロック」などと言われる切ないバラ―ド調だったり、哀愁漂うもの、力強くこぶしの効いた歌い方だったりと音楽アレンジの才能も飛び抜けています。
これからの矢沢永吉さんからも目が離せません!
矢沢永吉の心に響く名言たち
私のお気に入りを紹介しますね。
でもさ、人間は、ある程度キツイ目にあわなきゃいかんのよ。
萎縮しちゃうやつもいるけど、バイタリティになる。
なにくそ、冗談じゃない。
そう思えるだけ、オレは幸せだったかもしれない。
矢沢永吉
正直言ってあの事件が起きた時、ボクはもうだめだと思ったよ。「あー、オレの人生終わった」と思いましたよ。被害者なのに有名人だから、面白おかしくマスコミは書くし、人の不幸は蜜の味…コイツらにいい思いさせたくない。35億、大変だけど矢沢永吉が本気になったら返せない金額じゃない。「よし!行ったらんかい!」と。「こうなったら仇取ってやる!」と。要は人参よ。どうしていいかわからなければ自分で目的を作っちゃえばいいのよ、人参を。そしてそこに向かって走る。ガタガタ考えてもダメな時はダメなんだからさ。
矢沢永吉
35億円借金をした時ちょうど50歳くらいです。この年齢でこのやる気と根性はすごいですよね。
20代で苦労した者だけが、30代で夢の世界を見ることが出来る。
矢沢永吉
よく私の祖母も似たようなことを言っていました。「若いころにはたくさん苦労をしなさいね」と、私は絶対嫌だ~と思っていましたが、苦労をしてきた人の強さや心の美しさはマネできるものではないですね。
「苦労=辛い事」だと思っていたのですが、矢沢永吉さんの生きざまを見て「苦労=チャレンジする事、やりたいことを貫く事、負けない事」というプラスの思考なんだと気づかされました。
最近勝ち組とか負け組みとか流行っているけど、スタート切っているかどうかが僕は大事だと思うけどね。
矢沢永吉
世の中で大成した人ほど、臆病だと思う。
臆病というのは本当は奥深いものだ。
だって、臆病っていうのは、ある種のレーダーじゃないか。
臆病なやつは、常に怖いから、次にどうしなきゃいけないか、必死で探る。
探す、調べる、緻密に計算する。
矢沢永吉
グレるってこと、どういうことか知ってる?
うん、はぐれるってことなんだ。
群れから離れる。
はぐれる淋しさ。
のけもの。
先に道がないんだ。
ところが、いまの確立した社会では、その社会の動きを邪魔する行為をグレるっていう。
ほんとは達うんだ、はぐれるなんだよ。
矢沢永吉
色々な経験をした矢沢永吉さんだからこその言葉たちですよね。
とても心に響きました。
勝ち組や負け組…グレる…リアルにその言葉を言っている人には会ったことありませんが、漫画やドラマなどで多かれ少なかれ聞きますよね。
他人の考えた尺で計るのではなく、自分自身の考えを持つ事の大切さを矢沢さんの言葉たちから学びました。
人からの見え方が気になる現代、えーちゃんの名言は色んな世代の方に聞いてほしい言葉です。
矢沢永吉はどんな人?人気ヒット曲や魅力〈心に響く名言〉まとめ
- 壁にぶち当たっても諦めず前に進む人
- 自分自身の考えをしっかり持っていてぶれない人
- ツアーやライブでの音楽活動を一番大切にしている人
- 音楽のアレンジ力が卓越している人
- とにかく自分のやりたい活動にいつまでも意欲的な人
こんな素敵な人が同じ広島出身というだけで嬉しいです。
これから応援しています!
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